先日Openseaの使い方を紹介すると同時に、ちらっとだけ紹介したボクのNFTプロジェクトがあります。
その名も“T doll world”。
ドット絵をベースに”T doll”という人形の日常を描くというものです。
人生で一度はあったな~という、何気ない日常のワンシーンを描いています。
その作品の一部がコチラ。
https://opensea.io/collection/t-doll-world
めちゃくちゃシンプルなのですが、1つのドット絵に描ける時間は結構かかったりします。アイディアの段階から考えると、結構な工数がかかっている気がします。
まだすべてはOpenseaにあげてませんが、10作品ほど作ってみました。中にはgif形式で動きなんかも入れたものもあります。
さて、こちらの作品、せっかくNFTになったので売ってみようと思い、さっそくOpenseaに出してみましたが、強気の0.05ETH(15,000円くらい)で出してみたところ、なにも音沙汰のないまま2週間ほど経ちました。笑
今、世界的にNFT市場がかなり盛り上がっています。
その代表例がCryptPunksと呼ばれるもので、1枚数千万という驚異の金額になっています。
こちらは見ていただければわかるのですが、一見ただの顔のドット絵なのです。
が、10000個限定で販売されており、今ではすっかり手に入らない高額商品となりました。その中でも様々なタイプがあり、「エイリアン」と呼ばれるタイプはたしか9個ほどしかなく、プレミア価格となっています。
その他にも、BAYCという猿の絵のNFTアートも人気です。
なぜにこんな絵に価値が?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これらの絵はNFTなので、この世に1個しかないという点に価値があります。
スクリーンショットで見た目は誤魔化せても、出所などは誤魔化せないため、世界で唯一無二だど保証されている立派なアートなんですね。
また最近日本で話題になったのがこちらのニュース。
https://www.businessinsider.jp/post-241969
小学生の自由研究が高額で売れたというものですね。こちらはもう立派なアートとして、世界からも注目を集めています。同様に、ボクのT doll worldも世界に1個です。笑
アートの世界は面白いですよね。
ではなぜこういった絵が流行っているのかというと、もちろん要因はいろいろありますが、簡単に言うとファッション、ブランドとしての価値になります。
たとえばこのCryptPunksを購入し、自分のTwitterのアイコンにする。それだけで高級ブランドを身に着けているのと同じような効果があります。ネット社会における「高級ブランドの身に着け方」といったようなイメージでしょうか。
日本でもイケハヤさんやマナブさんといったブログやクリプト界隈では有名な方がすでに自分のアイコンをCryptPunksにしております。イケハヤさんは実際にご自身でもNFTアートをプロデュースしており、CryptNinjaというシリーズを出しています。そんなNFTなのですが、TwitterやInstagramもNFT化対応を考えているということで、今後ますます広がっていくことが予想されます。
そういった流れがある中で、ボクが作ったのがこの”T doll world”なのですが、実は作ってみて気づいたのですが、ボクのT doll worldは、今まで紹介してきたような流行っているNFTとは異なる路線でした。
ボクのT doll worldは、ベースにT dollというキャラクターがおり、その日常を描いています。
一方で、先ほど紹介した流行っているNFTはキャラクターがそれぞれ異なり、購入するとそのキャラクターが自分のモノになる、というところに価値があります。
つまりボクのNFTは、作品は確かに世界に一つなのですが、キャラクターが自分のモノになるというものではないので、たとえ購入したとしてもTwitterのアイコンなどにはしにくい世界観だったというわけです。
まぁもともと書きたいものがそういう路線だったので、しょうがないですが、なるほど~とやってみて気づくことがたくさんありました。
今流行っているNFTは“collectibles”と呼ばれるもので、先ほど紹介したようなCryptPunksなんかはAIが自動生成したものだったりします。
こんな少し路線の異なるNFTプロジェクト“T doll world”ですが、せっかく作ってたので、まずは1つ作品を売ってみるというところ目標に、いろいろマーケティング戦略を検討してみたいと思います。
もしご興味ある方はぜひ見てみてください^^
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